正月、一月一日の朝を「元旦(がんたん)」といいます。この日は、国民の祝日となっています。
「元」は一番始め、「旦」は朝を意味しています。「旦」の字は、「一」が水平線、地平線を表し、そこから「日」が昇る様を表しています。
1月3日までを三が日、1月7日までを松の内といいます。
元旦に歳を重ねる
「数え年」と聞いたことがある人は多いと思います。この数え年は、生まれた時を1歳とし、それから新年を迎えると誕生日に関係なく全員が一つ歳をとるという考え方です。昔は庶民に誕生日を祝うという習慣が無かったため、いうなれば、正月元旦が日本人全員の誕生を祝う日といえます。そのことからも、元旦は日本人にとって特別な日といえました。