二十四節気

暦

2020/5/12
暦

季節を表す言葉で、古代中国から伝わった暦からきた言葉でもあります。

二十四節気は、太陽の動きをもとにしており、太陽の高さが最も高くなる日を夏至、最も低くなる日を冬至とし、それらの中間の日を春分と秋分を基準にして季節を春夏秋冬の4つに分けました。更にそこから24等分(約15日間隔)したものが二十四節気とされ暦として運用されていました。

因みに、七十二候はこの二十四節気を更に細分化したものになります。

季節	二十四節季	概要
初春	立春	2月4日~2月18日頃一年で最も寒い時期。一年の始まり。
初春	雨水	2月19日～3月4日頃雪が水へ変わり、農耕の準備を始める。
仲春	啓蟄	3月5日～3月19日頃陽気に誘われ虫が地上に出てくる頃。
仲春	春分	3月20日～4月3日頃昼夜の長さが同じになる頃。春の盛り。
晩春	清明	4月4日～4月18日頃見渡すものが一年で最も華やかになる頃。
晩春	穀雨	4月19日～5月4日頃穀物を育てる大事な雨が降り注ぐ頃。
初夏	立夏	5月5日～5月19日頃新緑が青々と萌える夏の初めの頃。
初夏	小満	5月20日～6月4日頃麦が穂を結び生命が大地にあふれる頃。
仲夏	芒種	6月5日～6月20日頃梅雨の気配を感じる田植えの時期。
仲夏	夏至	6月21日～7月6日頃夏本番に向かって昼が長くなる頃。
晩夏	小暑	7月7日～7月21日頃太陽が輝き、暑さもどんどん上がる頃。
晩夏	大暑	7月22日～8月6日頃一年の内で最も暑い時期。
初秋	立秋	8月7日～8月22日頃残暑の中、秋の気配を感じるようになる頃。
初秋	処暑	8月23日～9月6日頃暑さが徐々に和らぎ、秋の訪れを感じる頃。
仲秋	白露	9月7日～9月21日頃草花に露が降り秋が深まっていく時期。
仲秋	秋分	9月22日～10月7日頃昼と夜の長さが逆転し始める頃。
晩秋	寒露	10月8日～10月22日頃朝夕はひんやりとし、露も冷たくなる時期。
晩秋	霜降	10月23日～11月6日頃露が霜に変わり、秋が終わる頃。
初冬	立冬	11月7日～11月21日頃木枯らし1号が吹き、冬型の気圧配置となる頃。
初冬	小雪	11月22日～12月6日頃北風が強く吹く。北国は初雪が降る頃。
仲冬	大雪	12月7日～12月20日頃冬将軍の到来。日本海側は雪が降り積もる時期。
仲冬	冬至	12月21日～1月5日頃冬本番。昼の長さが一年で最も短くなる頃。
晩冬	小寒	1月6日～1月19日頃最も寒いとされる寒の入りといわれる頃。
晩冬	大寒	1月20日～2月3日頃寒さの中にも梅が開花し、春を感じ始める時期。